サザエさんを見ていると腹立たしいことがある。
波平のカツオに対する態度のことだ。
カツオがいたずらをしたり、とんでもない点数の答案を持って帰ってきても、怒鳴るだけというのが実によろしくないと思うわけだ。
もし、生きていくうえで学力なんか関係ないというポリシーであれば、怒らなければいい。
怒るのだから、問題視しているわけだ。
問題視しているのだから、改善するように仕向けるべきである。
ところがまったく改善しようという意思が感じられない。
カツオを怒鳴り散らしてそれで終わりにする。
カツオからすると実に楽だ。
怒鳴られている最中、うなだれて嵐が過ぎ去るのをひたすら待っていればいい。
実際にカツオの態度にはそんな気持ちがありありと表れているではないか。
あの怒り方のどこがいけないのか?
勉強しないのがいけないということはわかっている。
ならば、どうすれば勉強するようになるのか。
成績が悪いことに焦点を当てるのではなく、どうして勉強しないのか?ということにこそ焦点は当てられなければならない。
答案は普段の態度の結果である。
答案を持って帰ったときに怒るのではなく、普段の生活を改めさせなければ改善はありえない。
だから何十年もあんなひどい成績のままなのだ(とこれはおいといて)。
根本的に、磯野家は放任で子供をいい方向に導こうという努力をしていない。
子供をいい方向に導くのは面倒だが親の務めである。
飢えている人に、今釣ってきた魚があれば分けてあげるのは簡単、楽だ。
でも根本的な解決にはなりえない。
飢えている人の身にたって考えるならば、魚をあげるのではなく魚の釣り方を教えてあげるべきだ。
魚を分けてあげることに比べるとはるかに面倒で、骨が折れるがずっと魚を食べることができるようになる。
親というものは、起きたことに対応するのではなく、子供が直面する課題の根本原因を取り除くべく子供に寄り添うべきというのが私の考えだ。
根本的な問題にまったく触れようとしない波平を見ていると、親として無責任だと腹が立つ次第なのである。
文責:田村義隆
親子スタイルアドバイス |
■お勧めの対象 |
子供の教育に携わっていらっしゃるかた |
■コメント |
下記のホームページは素晴らしいです。問題解決について考えないという選択肢も含めて、現実に役立つ示唆がありお勧め |
■参考 |
「問題解決」を考える
|
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おっしゃる通りだと思います。
子育てしていて日々いろいろなトラブルが発生し、それに対して子供に何を言うべきか、どういう態度で接するべきか悩みますよね。昔はただ感情に任せて叱るということもありました。
今はなぜそれが必要なのか、親としてはどうして欲しいのかなどをやはりとことん話し合うようにしています。
前にもエントリーで書きましたが、今の子は例えるなら
「馬を水飲み場につれていくだけではダメで、水桶に頭をつっこむところまでやってあげないと行けない」とおっしゃっていた先生がいました。
魚を与えてもらうのではなく、自ら釣竿を作り釣り方を学び習得できるような「子育て」が大切だと思っています。
おー、
なんだか新鮮なお話でよかったです。
サザエさん、って
古き良き日本のテレビ番組、、、、
みたいなイメージがありましたが、
今度から自分も問題意識をもって観てみたいと思います!
ありがとうございました☆