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飯田先生が語る「思春期のメディア、その魅惑と可能性」 飯田豊プロフィール
2011年1月

最近、ある書籍の原稿で「ユビキタス」に関する短い文章を書かせていただきました。「ユビキタス(ubiquitous)」というのは、ラテン語の"あまねく(ubique)"を語源とする概念で、生活環境のあらゆる場所に情報通信技術が溶け込むことで、人びとがそれと意識することなく快適なサービスを享受できる環境のことを意味します。1990年前後に、パロアルト研究所の故マーク・ワイザー氏が最初に提唱したとされるとともに、日本では坂村健教授(東京大学)を中心とするTRONプロジェクト(1984年〜)が、この概念を先取りしていた試みとして再評価されています。

つまり、人間を取りまく人工物が知的化され、ネットワークに接続されることで、人工物どうしの協調、あるいは人工物と人間のあいだの連携を通じて、人工物がその状況を自動的に認識した上で自律的な支援をおこなうというのが、情報工学や通信工学におけるユビキタス・コンピューティングのシナリオです。たとえば、超小型のICチップが埋め込まれた電子タグを用いることで、ある食品の生産、加工、流通、販売に関する詳しい情報を組み込み、物流管理や消費者に対する情報公開に用いたり(=食品トレーサビリティ)、飲み合わせの悪い薬の瓶を互いに近づけると警告を発したりするという実例が、比較的よく知られています。


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あけましておめでとうございます。このブログも3年目に入りました。
 
前回のエントリで触れた通り、昨年末は山中湖と御殿場で研究合宿が続いて、年の瀬まで慌ただしく過ごしていました。富士山の絶景をたっぷりと満喫した気がします。

それに対して、今年の正月はいつになくのんびりと過ごしました。昨年末〆切の原稿を繰り越してしまっていることに心が痛みますが・・・

1年目(2009年)に比べると2年目(2010年)は、メディアに関するワークショップの話題が多かったのではないでしょうか。広島県内に活動の足場が固まってきた成果ではないかと思います。今年も機会があればワークショップは精力的におこない、ご報告したいと考えています。これまで以上になるべく、学校教育や社会教育の現場で再現できるようなノウハウを盛り込みたいと思います。ご相談には可能なかぎり応じるようにしますので、お気軽にご連絡下さい。

それに加えて今年の抱負は、昨年までの活動をなるべく維持しつつ、博士論文(=単著)を書き進めることに尽きます。そちらのネタも多少はご報告できればと思っています。

なお、僕が運営メンバーとして参加しているメル・プラッツでは今年度も、国内外からメディア表現やリテラシーに関する実践や研究が一堂に「集結」するイベント「MELL EXPO 2011」を開催します。3月19日(土)、20日(日)の二日間、会場は東京大学一条ホールです。追って出展者を公募の上、一般参加者の募集も始めますので、ふるってご参加下さい。

 今年もよろしくお願い致します。

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