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飯田先生が語る「思春期のメディア、その魅惑と可能性」 飯田豊プロフィール

少し前のことになりますが、5月4日の『中国新聞』朝刊、くらし面の特集記事「放射線 正しく理解を/関心持ち生活しよう 《人体への影響》」に、僕のコメントが掲載されました。もちろん、放射線の解説そのものではなく、「氾濫する情報とどう向き合えばいい?」という質問に回答しています。ヒロシマ平和メディアセンターのHPに全文が転載されていますので、是非ご覧ください。

以前にも述べましたが、東日本大震災においては、被災地の惨状とともに復興に向けた確かな希望を、ソーシャルメディアが媒介しています。その一方、実にさまざまな経路で、不確かな情報が拡散していることを問題視する声も聞かれます。善意から広がった誤報もあれば、悪質なデマも散見されます。原発事故に関しては今なお、氾濫する不確かな情報とどう向き合ったらいいのか、多くの人々にとって試行錯誤が続いていると言えます。

こうしたなか、多くのメディア研究者によって、うわさや口コミ、デマに関する考察が発表されるようになってきました。たとえば、松田美佐さん(中央大学)の論考、「災害が継続する中でのうわさ・風評被害(上)」が挙げられます。松田さんは5月26日(木)、NHK『爆笑問題のニッポンの教養』FILE145:「うわさに気をつけろ」に出演されるそうです。

あるいは、批評家の荻上チキさんは、震災直後からネット上のデマを検証し、「東北地方太平洋沖地震(東日本巨大地震)、ネット上でのデマまとめ」と題するブログ記事を書いていましたが、このことを踏まえて先日、『検証 東日本大震災の流言・デマ』 (光文社新書)
を出版なさったばかりです。

言うまでもなく、僕たちメディア研究者にとっては、3.11以降のマスメディア報道を振り返って検証し、今後のあり方を提言することも必要で、ひとりで全部に取り組めるわけではないですが、とても大きな課題を背負っていることを自覚しています。

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