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マインドサポート代表 高橋聰典から見る「社会的背景と歴史から見る現代の子育て ~親の自律と子供の自立~」 高橋聰典プロフィール
2011年2月
次の例え話を想像してみてください。

あなたが砂漠のど真ん中で、水を切らせてしまった。
喉がカラカラで、もう死にそうです。

そこへ普段なら一本100円の水を100万円で売っている人が現れました。
あなたは、命には代えられないと水を100万円で買うでしょう。

これは環境・状況が変われば購買意欲や単価も変わる。
売りたい物ではなく、お客が必要なものを売れば高くても売れる。

そんなマーケティング理論でよく言われている例ですが、
そんなことが言いたいのではありません。

愛情の話に戻します。

上記の例のような状況で、もし水を無条件でくれる人がいたら、
あなたはきっと命の恩人と、その人に恩返しをしようと思うでしょう。

前回の例をもう一度、思い返して下さい。
>自分が死ぬほど喉がカラカラで、水も少ししか持っていないのに
>他人にその水を与えるのは、相当な覚悟が必要ですよね。

まさに愛されたいと思っている人に必要なことはこれなのです。
『自分は死ぬかもしれない、それでも人に愛情を注ぐ覚悟!』 

欲しい欲しいばかりで、見返りを求めたものに何の力もありません。
しかし、相手の幸せや成功を願って与えたものには力があります。

愛情が渇いている人にとって、この覚悟はそうとうなものです。
だってほんの少ししか持っていない愛を与えてしまうのですから!

でも与えられた側はどうでしょう?
きっとあなたにお返しがしたいと思うのではないでしょうか?

もし、親の立場の人が、いつまでも愛されない事を嘆いているのなら、
本気で相手の為に愛を注ぐ覚悟を決めてみてはいかがでしょう。

さらに、愛情は砂漠の水とは違います。
いくらあなたが渇いているといっても『無』ではありません。

いくら成育歴が歪んだものだったとしても、少なくとも、
お腹に中にいる時だけはあなたは確実に守られていたのですから...

あなたにも人を守り愛する力が必ずあります。
それは『覚悟』で引き出せるのではないでしょうか?
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愛情の育ち方について少し・・・

子供は親に無条件の愛を向けます。
しかしシビアな話、 大人であるが故に親は子供に無条件の愛を向けられません。

それでも、一生懸命に愛を注ぐ事をした親の子供は 愛されることの嬉しさを知っています。

だから、将来大人になっても、まず先行して人を愛する事が出来ます。
注意:ここで言う『愛する』は好き好き大好き~状態の恋愛ではありません。

逆に、愛されてこなかった子供は、愛される事が満たされていません。
大人になっても愛に渇いているので欲するのは当然のはなしです。

喉が渇いたら水を欲するのと同じです。

自分が死ぬほど喉がカラカラで、水も少ししか持っていないのに
他人にその水を与えるのは、相当な覚悟が必要ですよね。

しかし、大量に水を持っていれば、大した覚悟も無く 水を与えることが出来ます。

愛情も同じこと!

沢山の愛情を注がれて育ってくれば
大人になっても溢れんばかりの愛を人に注ぐ事が出来ます。

でも悲しい事に、世の中には逆に愛情を搾取され育った子供もいます。
虐待の連鎖や、DVの連鎖はこう言った部分から起こっています。

虐待やDVとまで行かなくても、親子逆転や親の心ない些細な一言が
子供の将来に深い傷を残し、愛情に歪みが生まれてしまいます。

続きはまた次回
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